COMPANY会社を知る
取締役
西田 敬 インタビュー
新しいことの創造と挑戦。
今めちゃくちゃ面白い時期、面白いことしてます。
母体の会社は東証プライムの、カーエレクトロニクス製品の企画・開発・製造・販売の大手企業。
メーカーから販売店へ、設立への経緯。
アルパインニューズ株式会社が設立の経緯は、自動車業界の変革がきっかけでした。
自動運転化が進み、僕らの主力用品であるカーナビゲーションが簡単に市販品に取り替えられなくなる。
つまり、すぐに売れなくなってしまう未来がくると予想できました。
このままではいけない。
そこでBtoCとして車販売や整備などのアフターケアを直接行うをカーライフ事業部を発足させました。
カスタムショップを作ったのは良いのですが、もともとメーカーとして企業を取引相手にしていた僕らは車を売るノウハウがありませんでした。
メーカーとしてのプロではあったのですが、BtoCは専門外だったんです。
そんな時、用品販売で30年来のお付き合いがあった福岡の車屋さんにBtoCのプロとして、力を貸してもらうことになりました。
その会社がニューズさん。
商品に詳しく企画力を持っているBtoBのプロである僕らと販売ノウハウを持っているBtoCのプロのニューズさん。
お互いの強みで相手の弱みをカバーできる。そんな最強のタッグで、アルパインニューズという合弁会社ができたんです。
設立からわずか7年程度ですが、現在全国に7店舗を展開しています。
今後さらに東北や首都圏に拡大予定です。
新しいことを創り出してそれを拡大していくというフェーズに関われることが僕らも楽しいです。
大手企業のグループ会社という安定感がありながら、そんなベンチャーとしての一面を持っているおいしいとこ取りです。
僕、仕事が趣味なんですよね。
周りに白い目で見られるけど…(笑)現場にいるとたくさんの刺激をもらえます。
現場に商品開発だったり、ビジネスのヒントがあるんです。
いや、もはやヒントではなく答えですね。
趣味に全力でいたいから現場の声を大切にしたい。
今後の展望について。
今年、3台の新型カスタマイズカーを発表しました。
コンセプトはどこか懐かしさを感じるような、本心から乗りたいと思える車。
その車が僕らが想像していた以上の反響で、20代後半から30代の女性や免許取りたての若い男性、
カスタムを諦めてしまっていた方など新たな層のお客様がアルパインに興味を持ってくれたんです。
「僕らはそんな方たちの潜在的なニーズの具現化ができる。」そういう手ごたえを感じました。
今後は店舗としても、「ちょっとふらっと行ってみよう」と思ってもらえるような、身近なライトな存在になりたいと思っています。
カップルのデートスポットになるようなカスタムショップの新しい在り方を実現していきたい。